歎異抄◆原文と現代語訳
悪人正機・絶対他力の親響の心をつたえる
kindle版電子書籍
価格 280円(税込み)
ファイルサイズ : 2732KB
発行 2021年5月
【著】
田中治郎 (たなか じろう)
【目次】
はじめに
序言 教えの変容を歎く
第一条 念ずるこころが起こったとき、私たちは救われている
第二条 念仏を信じるも捨てるも、面々の御はからひ
第三条 善人が往生するなら悪人の往生は当然
第四条 徹底した慈悲とは何か
第五条 一切の衆生は過去世で私の父母や兄弟だった
第六条 如来より賜る信心を、自分が与えたような顔をしてはいけない
第七条 念仏者は自由の一本道を行く
第八条 念仏はひとえに仏の力によって称えさせていただくもの
第九条 死にたくないと思うのは煩悩の所為
第十条前半 不可称不可説不可思議の念仏
第十条後半 はびこる異説
第十一条 誓願不思議・名号不思議は一つのもの
第十二条 学問を誇って人を脅すものは仏の怨敵
第十三条 善も悪も全ては業の報い
第十四条 念仏の価値は回数ではない
第十五条 悟りは往生してから開くもの
第十六条 「回心」の真意、「自然」の真義
第十七条 辺境でも浄土、そこから報土へ
第十八条 布施の多少で功徳は変わらず
後序 『歎異抄』総括
流罪記録
蓮如による奥書
【著者略歴】
1946(昭和21)年、宮城県生まれ。
文筆家。日本ペンクラブ会員。
横浜市立大学卒業後、出版社に勤務して主に児童書、仏教書の編集に携わる。現在は、仏教書、エッセイ、小説などの執筆や講演活動にあたる。
【主な著書】
『世界の地獄と極楽がわかる本』『折れない心をつくる名僧の言葉』(PHP研究所)、『よくわかる仏教入門』『コミュニケーション力がUPするブッダの言葉』(佼成出版社)、『面白いほどよくわかる日本の宗教』『面白いほどよくわかる日本の神様』『面白いほどよくわかる浄土真宗』(日本文芸社)、『仏教のことが面白いほどわかる本』『釈迦の教えが面白いほどわかる本』(中経出版)、『生き方を学ぶ仏教入門』『禅の言葉100』(地人館E-books)ほか多数。