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全訳[末法燈明記] 法然・親鸞・日蓮・栄西・叡尊・道元らの末法末世

全訳[末法燈明記]
法然・親鸞・日蓮・栄西・叡尊・道元らの末法末世

kindle版電子書籍
価格 1250円(税込み)
発行 2024年9月

【訳・解説】
大角修(おおかどおさむ)

【もくじ】
はじめに──日本のヒューマニズムの基点

末法到来
 末法はいつから始まったのか?
 『日本霊異記』の末法──奈良の僧のなげき
 末法初年──永承七年(一〇五二)説の虚実
 東大寺大仏炎上──仏法王法滅尽

『末法燈明記』全文──原文と現代語訳
『末法燈明記』訓読全文

最澄の仮名の菩薩論──『顕戒論』より
 牟尼の日久しく隠れて
 大乗戒壇の創設

法然・親鸞と『末法燈明記』
 末法万年弥陀一教
 往生の業、念仏為先
 法然と『末法燈明記』
 親鸞と『末法燈明記』

末法の日蓮
 立正安国論
 龍口法難
 大曼陀羅始顕
 身延入山

栄西・叡尊の興法利生
 令法久住・興法利生
 栄西の末法
 清規による持戒
 真言律宗の祖=叡尊の戒律復興
 仏舎利信仰と釈迦再臨の願い

道元の末法と禅
 仏祖正伝
 修証一等
 草木国土悉皆成仏
 禅人に与う

「心の仏教」の展開──無戒への道
 源信の本覚讃釈
 『往生要集』の善悪不二
 聖徳太子「三経義疏」の仏種と如来蔵
 最澄の菩薩戒と空海の三昧耶戒
 江戸時代の生活仏教の中で

おわりに──無戒のヒューマニズム


【著者略歴】
大角修
1949年兵庫県生まれ。東北大学文学部宗教学科卒。有限会社地人館代表。


【主な著書】
『全品現代語訳 法華経』『全文現代語訳 浄土三部経』『全品現代語訳 大日経・金剛頂経』『全文現代語訳 維摩経・勝鬘経』 (角川ソフィア文庫)、『基本史料でよむ 日本仏教全史』『日本仏教の基本経典』(角川選書)、『善財童子の旅 〔現代語訳〕華厳経「入法界品」』『法華経の事典:信仰・歴史・文学』『浄土三部経と地獄・極楽の事典:信仰・歴史・文学』(春秋社)、『仏教百人一首 万葉の歌人から宮沢賢治まで』(法藏館)、『天皇家のお葬式』(講談社現代新書)『猫と笑いに銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』(blueprint)、『日本史年表』 (朝日新聞出版)
『絵入り 往生要集:地獄か極楽か 源信の「死の教科書」』『終戦の詔書と天皇の人間宣言』『皇室典範❖歴史と現在: 日本国憲法と天皇・皇族の基本法典』『宮沢賢治コミカル童話選』(地人館E-books)
その他多数