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禅の言葉 100

¥2,750 (税込み)

四六判224ページ

【著】田中治郎 (たなか じろう)

 

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カテゴリー: 製品ID:3330

説明

【著】
田中治郎 (たなか じろう)

目次
はじめに

第一章 生きる道しるべを見つける
01 主体性を持って生きる 主人公
02 論と実践を兼ね備える 智目行足
03 お金よりも大事なものがある 家貧未是貧
04 強風に負けないしなやかさを持つ 八風吹不動天辺月
05 反省が自分を磨く 照顧脚下
06 後世の人のための道しるべをつくる 巌谷裁松
07 やりすぎてはいけない 勢不可使尽
08 見返りを求めない 無功徳
09 成功に安住していてはならない 百尺竿頭進一歩
10 思いやりのある言葉は人の心を豊かにする 愛語
11 相手の成長段階を見極めて対応する 挨拶
12 真の友を持つ 相識満天下 知心能幾人
13 自分を律する 黄泉
14 与えられた命を精いっぱい生きる 馬大師不安
15 だれも差別しない心を持つ 趙州喫茶去
16 与えられた環境や条件をすべて受け入れる 歩歩是道場
17 心を込めて一日一日を送る 平常心是道
18 自己を忘れて全力を投入する 摘茶更莫別思量
19 悪を行なわず善を行なう 諸悪莫作 衆善奉行
20 ひそかに徳を積む 潜行密用
21 よい行ないは必ず自分に返ってくる 善因招善果
22 事はさりげなく処理し、こだわらない 風来疎竹 風過而竹不留声
23 大事は些事の中にある 趙州洗鉢
24 見返りを求める坐禅ではいけない 南嶽磨塼
25 人間に生まれるのは希有なこと 盲亀浮木

第二章 ものの見方を変えて新しい世界に学ぶ
26 他人と比較するのをやめる 隻手音声
27 真実は目の前にある 只在目前
28 ありのままの自分を見つめる 不思善不思悪
29 「いま・ここ」に生きる 前後際断
30 すべての人がそれぞれに尊い 盤山精肉
31 ものの見方を変えてみる 趙州狗子
32 悲観・楽観、どちらにも陥るな 子生而母危
33 自分をひけらかすな 和光同塵
34 苦しみから逃げようとするな 洞山無寒暑
35 心しだいでどこでも道場になりうる 直心是道場
36 人の真価は困難に直面したときにわかる 事難方見丈夫心
37 一生に一度の出会いと思って人に接する 一期一会
38 権威にとらわれるな 麻三斤
39 すべては自分の心の反映 心外無別法
40 今日この日を精いっぱい生きる 日日是好日
41 党派にとらわれない 一仏心印
42 言葉のレトリックに引っかかるな 雲巌大悲手眼
43 心がなければなにも見えない 非風非幡
44 偏らずにものごとを見る 荷葉団団団以鏡
45 無心の境地になる 橋流水不流
46 どちらが本物かを常に問いかける 倩女離魂
47 仏の慈悲はだれにでも及んでいる 掬水月在手
48 物ではない価値基準をつくれ 迷己逐物
49 すべてを捨て切ったところに真理は宿る 無一物中無尽蔵
50 自己を追求する 仏道

第三章 心を解き放ち、ほんとうの自由を手に入れる
51 妄想してはいけない 莫妄想
52 答えは二者択一だけではない 婆子焼庵
53 苦も楽も心が生む 心生種種法生
54 素っ裸の自分を見る 一無位真人
55 捨てることは自由になること 放下著
56 不安は心がつくる 達磨安心
57 一人ひとり生き方は違う 白馬入蘆花
58 敬虔な心を持つ 帰依三宝
59 いかなる権威にもとらわれるな 逢仏殺仏 逢祖殺祖
60 敬ってともに歩む 把手共行
61 なりきることが大事 百丈野鴨子
62 懸命に生きれば必ず光明が見える 随処作主 立処皆真
63 閉じ込められた仏性を守る 白雲抱幽石
64 自力を尽くして他力に至る 生死
65 苦労が人間を育てる 泥多仏大
66 机上の学問には限界がある 徳山焼経
67 物まねで真理はつかめない 倶胝竪指
68 心地よい疲労感が人生の真髄 坐久成労
69 修行をしてこそ仏性は生きる 風性常住無処不周
70 二元対立的な見方を変える 南泉斬猫
71 心を無にすれば炎暑も気にならない 滅却心頭火自涼
72 自然に身を任せて本来の自分に戻る 雲無心以出岫
73 執着する心をなくせ 応無所住而生其心
74 死を自覚したとき、生の大切さがわかる 死中得活
75 あるがままのこの存在がすばらしい 独坐大雄峰

第四章 羅針盤を手に真理を探す旅に出よ
76 万人に救いの手は伸びている 一月在天影印衆水
77 比べない 至道無難
78 理想は自分の心の中にある 無事是貴人
79 あらゆるものは生じ、滅していく 不雨花猶落
80 老いを嘆いてもしかたがない 歳々年々人不同
81 あらゆる存在はみな尊い 乾屎橛
82 言葉では表し尽くせない真理をつかむ 拈華微笑
83 真理は師から弟子へと継承される 迦葉刹竿
84 言葉を超えて心に伝わるもの 無説無聞是真般若
85 あらゆる存在が仏さまの教え 谿声山色
86 すべての存在が絶対であり、なにものにも代え難い 山是山水是水
87 原点に帰れ 曹源一滴水
88 自分を支えるのは信仰心という杖 芭蕉拄杖
89 仏さまはいつも声をかけてくださっている 頻呼小玉元無事
90 五つの智慧で人格を完成させる 一華開五葉
91 真理だけは永遠に変わらない 大龍堅固法身
92 まず踏み入ってみる 龍門
93 一念を貫けば願いはかなう 水到渠成
94 絶妙のタイミングを見逃すな 啐啄同時
95 権威にとらわれず、真実の相を見抜く 丹霞焼仏
96 すべての存在が真実を表している 無情説法
97 欲を捨てることで清らかになれる 供養諸仏
98 自他の境界を越え、相手になりきる 庭前柏樹子
99 ありのままの自分で生きる 体露金風
100 あたりまえであることこそありがたい 柳緑花紅

おわりに

【著者略歴】
1946(昭和21)年、宮城県生まれ。
文筆家。日本ペンクラブ会員。
横浜市立大学卒業後、出版社に勤務して主に児童書、仏教書の編集に携わる。現在は、仏教書、エッセイ、小説などの執筆や講演活動にあたる。

主な著書
『世界の地獄と極楽がわかる本』『折れない心をつくる名僧の言葉』(PHP研究所)、『よくわかる仏教入門』『コミュニケーション力がUPするブッダの言葉』(佼成出版社)、『面白いほどよくわかる日本の宗教』『面白いほどよくわかる日本の神様』『面白いほどよくわかる浄土真宗』(日本文芸社)、『仏教のことが面白いほどわかる本』『釈迦の教えが面白いほどわかる本』(中経出版)、『生き方を学ぶ仏教入門』『歎異抄◆原文と現代語訳』(地人館E-books)ほか多数。

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