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E-booksについて

地人館E-books「発刊の趣旨」

[厳しさを増す出版状況の中で]

近年の厳しい出版状況の中で、せっかくの良書であるにもかかわらず、採算がとれる見込みがないという理由で刊行を断念しなければならないことがあります。しかし、電子出版なら、コストを大幅に軽減できます。用紙・印刷・製本等に要する費用が不要になるからです。
電子化により経費が低減すれば、出版して赤字になるリスクも下がります。よって、紙の本では刊行が難しかった著作でも出版が可能になります。
また、増刷や倉庫の負担がないので、絶版になることもありません。

 

[良書を選んで]

電子出版は、自分の著作を発表できる機会を飛躍的に広げました。それは言論の自由の拡大でもあります。しかし、ネット上に優劣さまざまなレベルの著作物があふれ、書名や簡単な内容紹介だけみても、どんな本なのか判断できないカオスのような状況が生まれています。
そこで、良書を選んで「地人館E-books」のレーベルで刊行することにしました。

 

[知の多様性を守る]

日本では、取次店を通して書店に配本される再販制度のもとで、非常に多様な本が刊行されてきました。興味・関心が異なる読者がそれぞれに読みたい本を選べる知の多様性からいって重要なことですが、それも近年の出版状況の中で難しくなってきました。そこで経費が安い電子書籍で多様な出版を可能にし、知の多様性を守っていきます。

 

[並行して紙の本も制作]

やはり紙の本がほしいという著者や読者も多いので、電子版と並行してオンデマンド版にて紙の本を制作し、著者および関係先への謹呈、読者の購入、図書館への納本等に応じています。

有限会社地人館 代表 大角 修
書籍

良書募集

執筆されている原稿、一般には発売されていない私家版の本、現在は絶版になっている本、これから書きたいテーマなど、ジャンルを問わず、当サイト上の「お問い合わせ」でお知らせください。

 

地人館E-booksの出版の条件等は、下記の地人館E-books 契約の概要をご覧ください。

 

自費出版のご相談は、「お問い合わせ」でご連絡ください。

地人館E-books 契約の概要

出版の形態と頒布方法

  1. 甲(著作者)の著作物で乙(有限会社地人館)は電子書籍を制作し、販売する。価格は甲の同意を得て乙が決定する。
  2. 上記の書籍の制作費は乙が負担し、甲の拠出は求めない。
  3. 電子書籍はKindle版とし、Amazon等のネット上で販売する。
  4. 乙は本著作物の一部を抜粋してpdf形式でデモ版を作成する。デモ版は乙のサイトで告知し、無料でダウンロードできるものとする。

印税

  1. 乙は甲に対し原稿料を印税方式で支払う。
  2. 電子書籍の印税は乙の売上高の30%とする。